サッカー界のサステイナブル事例【ヴィーガン食のチーム・ユニフォームのアップサイクル】
以下の元記事は猫町倶楽部の『Weの市民革命』(著:佐久間裕美子)の読書会関連ネタとして猫町ラウンジ内に投稿したブログより。元のものより少しだけ加筆しています。
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『Weの市民革命』関連ネタとして、サッカー界のサステイナブルな取り組み事例を紹介。
ネタ元は不定期刊行のサッカー雑誌『SHUKYU』の9号より。LIFE特集という事でサステイナブルに関する話も紹介されています。
今だからこそ日本のサッカーファンは読んでみよう 『ぼくのプレミア・ライフ』ニック・ホーンビィ
サッカーについての本、というと大別すると以下のような本が大半を占めているのではないだろうか。
①選手・監督・チームに焦点を当てた本(自伝など)
②戦術解説本
③サッカー実用書…テクニックやコーチングなどを学ぶ本
④社会派…サッカー界の特定のトピック・事件を扱った本
何らかの統計を参照したわけではないが、本屋に並ぶサッカー本のほとんどは上に属するものだと思っている。
4番目の社会派、というのが少々イメージしづらいかもしれない。私の中でイメージしているのはこんな本になる。(『オシムの言葉』の著者で知られている)木村元彦さんが書いた我那覇和樹のドーピング冤罪を追った『争うは本意ならねど』やタイトル獲得という栄光から一転資金繰りに窮してしまった大分トリニータとその”騒動”の中心にいた溝畑宏を追った『爆走社長の天国と地獄』(3年前に感想を書きました)、東ヨーロッパのサッカー界事情をルポした長束恭行さんの『東欧サッカークロニクル』、日本各地のJリーグ”未満”の下部リーグチームを取材した宇都宮徹壱さんの『サッカーおくのほそ道』…。
こうしてみると、実に多種多様なサッカーについて書かれた本があるように思えるが、サポーターについて書かれた本となるとそれほど多くはない。しかもサポーター自身が自分達とサッカーについて深く立ち入って書いた本となると日本で目にする機会はあまりないのではないだろうか。
『ぼくのプレミア・ライフ』(原題:FEVER PITCH)はサポーター自身によって書かれたサポーターとフットボール文化を考察した本である。
「僕たちの知っているサッカーって大分限定的だったんだね」ヨコハマ・フットボール映画祭2020参加レポ
去る1月26日。ヨコハマ・フットボール映画祭2020に行ってきました。初めての参加だったですが予想以上に楽しく刺激に満ちた場所だったので、このイベントの様子と感想を書き残したいと思います。
そもそもこのイベントは何?という方はサッカーファンの方でも多いと思うのですが、これはサッカーの映画祭&文化祭なのです。
サッカーと映画、というとあまりピンと来ない方がほとんどだと思います。日本ではあまり触れる機会はありませんが、世界では沢山のサッカー映画が製作されているそうなのです。そんな世界のサッカー映画を紹介するのがこの「ヨコハマ・フットボール映画祭」。今年で10回目の開催とのこと。
この映画祭ではフットボール文化祭と題したブースもあります。こちらはサッカーにまつわる様々なものが展示されていて、私たちの知らないサッカーの世界・サッカーの切り口がこんなに存在するのか…ということを知ることができる場所です。まさに文化祭という言葉がぴたりと当てはまる空間でした。
それでは当日の様子と感想を。
続きを読む【本の感想】『爆走社長の天国と地獄』はあなたにプロサッカークラブの存在意義を問う
2016年と2017年のアルディージャのスポンサー比較と雑感
先日(2/1)2017シーズンの大宮アルディージャのパートナー(大宮ではスポンサーのことを正式にはパートナーと表記)が発表されました。(全てのパートナー一覧はこちら)
もちろんこれから追加で発表される可能性はありますし、シーズンスタート後にスポンサーさんが新たに加わることも当然あるのですが、この時点で今シーズンのスポンサーさんの陣容はほぼ固まっていると思うので、2016シーズンの状況と比較してみたいと思います。2016シーズンのデータはこちらのリリースと、クラブオフィシャル誌であるVAMOS(VOL109 2017年1月号)に掲載されているパートナー一覧のページを参考にしています。
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